
【テラフォーマーズ7巻】火星で人間達のマジ喧嘩!
2016/11/10
「テラフォーマーズ」6巻までは人間対テラフォーマーだったのですが7巻では一転して人間対人間の対決になってしまいます。裏切りを起こした中国が強すぎる!そして地球の動きも慌ただしくなり…!?
★地球で首脳会議が行われる
人間対テラフォーマーの構図が一転、人間対人間の争いになってしまうとは、一体何が起きたのでしょうか?
UーNASAは世界各国から集めた戦士を火星に飛ばすという話だったのですが、実は各国で狙っているものは違います。火星での功績がそのまま地球での立ち位置に優劣を決めるため自分たちがいい成果をあげようと実は足の引っ張り合いをしています。これが単に人間対テラフォーマーでなくしてしまうため、話をややこしくしてしまいます。
ここで大々的に裏切ったのは中国。そしてなんと火星に救助船が行くということだったが中国の工作にあい実は救助船を飛ばせていないという最悪な事態が発覚。
火星にいる戦士達は今後どうなってしまうのか。
火星で起こる絶望に次ぐ絶望。
このピンチを膝丸燈達はどのように切り抜けるのか?はたまた切り抜けないのか??
これまでとは違ったテイストの7巻といった感じです。
★火星で代理戦争勃発!
対する相手はテラフォーマーだけではなかった。なんと火星で代理戦争勃発!中国の裏工作にあい、このような状況(船内にテラフォーマーが侵入し、プランデルタを発動しなければいけなくなった。)になってしまったことが判明します。
第一、第二班の日米合同チーム対第四班の中国・アジアチームの大げんか(喧嘩と言ってもガチの戦争)が始まってしまいます。そこに元々中国寄りだったロシアも加わり、第四班は孤立状態に…。
しかし、工作員の多い中国は他に比べて圧倒的に武器の設備が充実していて優位性が絶対的でした。
その上みんな工作員を狙っていたため、マーズランキングは下位のものばかり。単体でも強いのに、優れた武器を持っているため他の班はなかなか手が出せない状態に…。
そんな中艦長である小町が第四班のど真ん中に飛び込む!
今後の展開に目が離せなくなること間違いなしです。
★強すぎる第四班中国!
地雷やミサイルを唯一保持している強すぎる中国。その上単体での能力も高い!
班長のリュウイーウはヒョウモンダコの能力を持っていて、高い知能と変幻自在の身体を持つ艦長・小町が単独で乗り込むも捕まってしまい、太刀打ちができない状況になってしまいます。
が、間一髪で小町を助けに来たのは第三班であるロシアでした。
中国が全員工作員というのであれば、ロシアは全員戦闘集団。武器にも怯まない彼らの戦闘能力に思わず応援したくなってしまいます。
「テラフォーマーズ」も7巻まで来ると、キャラクターだけでなく、その国にまではまってしまうのがテラフォーマーズです。例えば、
「アドルフがいたからドイツを好きになった!」
「ロシアがかっこよすぎてロシアに住みたい!」
と思うようになります(笑)。
ターニングポイントとなる7巻はじっくり読んで今後の展開に備えるようにして下さい。